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2019-08-30 11:05:00

こそだて

 

子どもにイライラしてしまう。どうしても優しくできない・・・
そう悩んで自分を責めてしまうお母さんは、実は沢山います。


子どもは自分の思い通りにならないと分かっていても湧き上がる不快感や怒り。
その感情の奥には、あなた自身の中にずっと眠っていた「未解決の感情や記憶」が隠れているのかもしれません。

 

子どもは、親の心をありのままに映し出す鏡のような存在です。
子育てを通して揺れ動く感情は、過去のあなたが言えずに飲み込んだ想いや、置き去りにしてきた自分自身からの「私に気づいて」というメッセージでもあります。

 

子どもは自分にとって一番近い存在ですが、自分とは違う「ひとりの人間」です。

違っているからこそ、お互いを理解しようとするプロセスが生まれます。


相手を変えようとするのではなく、自分を責めて傷つけることもなく。

湧き上がる違和感を「なぜそう感じるんだろう?」と丁寧に受け止めてあげること。

その眼差しが、子どもとの関係を、そしてあなた自身の心を少しずつ変化させていきます。

 

 

 更新日2026.8.20

こそだて

2019-07-27 16:18:00

記憶

 

ふと頭に浮かんだ、子ども時代に夢中で読んでいた本の題名。
検索して図書館で予約し、数十年ぶりにその本を手にとってみました。

変色し、少し傷んだページを慎重にめくる。
そこに描かれていたのは、大人から見れば日常の小さな出来事でも、子どもにとっては大事件であり、悩みや葛藤そのものである世界でした。
当時の私は、物語の主人公に自分を重ね合わせ、成長していく姿に勇気をもらっていたのだと気づきます。


古い本の匂いに包まれながら記憶を辿ると、すっかり忘れていた「幼い頃の私(インナーチャイルド)」の感覚が蘇ってきました。
好奇心に目を輝かせ、日が暮れるまで夢中で遊んだこと。
家に帰りたくなかった日や、誰かのお迎えをじっと待っていた日の切なさ。

インナーチャイルドワークでは、大人になった今の自分が、過去の幼い自分と出会い直すプロセスを大切にします。
物語を通して蘇ってきたのは、長い間、心の中に置き去りにされていた、あの頃の私の記憶そのものでした。


大人になった今の私から、幼かったあの頃の私へ。
愛おしさを込めて、そっと声をかけてみます。

「大丈夫だよ。あなたは、そのままでいいんだよ」

過去の自分に寄り添い、優しく抱きしめること。
それは、置き去りにされていた感情を解放し、今の自分自身と温かく繋がり直す大切な時間となります。

 

👉KIZASHIのセラピー

 

更新日2026.8.14

記憶

 

2019-06-16 17:07:00

香りの処方箋


ふと嗅いだ香りで、昔の思い出や大切な人の面影が蘇った経験はありませんか?


五感の中で唯一、嗅覚だけが「感情や本能」を司る脳の領域(大脳辺縁系)に直接届きます。
子どもの頃に過ごした祖母の家の畳の匂いや、お線香の香り。
それらを嗅ぐと理屈抜きでホッとするのは、過去の安心した記憶と香りが深く結びついているからです。

つまり「香り」は、一瞬で心を安全な場所へと連れ戻し、潜在意識に働きかけてくれる身近なツールでもあります。

日常でストレスを感じたとき、コーヒーの香りや季節のお花、お気に入りの石鹸など、ご自分がいいなと感じる身近な匂いを意識して嗅いでみてください。
それだけでも、疲れた脳を休める手軽なセルフケアになります。


【心の深部にある感情と向き合うカウンセリングのご案内】

日常の工夫やセルフケアを試してみても、「なぜか頭から離れないモヤモヤがある」
「理由のわからない息苦しさや不安が続いている」という場合は、一人で抱え込まずにプロの力を頼ってみませんか?

👉KIZASHIでは、対話や心理セラピーを通じて、あなた自身も気づいていない心の奥底にある感情や記憶に優しく光をあて、解消していくお手伝いをしています。

「自分一人ではどう感情を整理すればいいか分からない」と感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。


更新日2026.8.14

 香りの処方箋

 

2019-05-24 16:58:00

看取り

 

超高齢化社会を迎え、尊厳死や在宅ケアなど、人生の終末期のあり方は大きく変化しています。

 

死は誰にでも等しく訪れるもの。
だからこそ「自分や家族がどのような最期を迎えたいか」を考える機会は増えました。

けれど、それを身近な家族と話し合うのはどこか怖く、避けてしまいがちなテーマでもあります。

 

特に、大切な人の衰弱していく姿を前にしたとき、私たちは無意識に「何かをしてあげなければ」という強い焦りや不安にとらわれます。

食事や水分が摂れなくなり、呼吸が少しずつ静かになり、終わりに近づいていく時間。


「ただ静かに見守る」ということは、残される側にとって恐れや葛藤を伴う体験です。

私たちは常に「何かをすること」に慣れていて、自然に命を引き取る場にただ身を置くことに慣れていないからです。

 

死にゆく人、それを見送る私たち。

その最期の時間を共に過ごすとき、まずは自分の中にある「何かをしなければ」という焦りや不安、死への恐れにそっと気づいてみてください。

 

「ただ、いま同じ空間に共に在ること」

命の終わりの瞬間に寄り添う体験は、生きている私たちに「自分自身の生と死」を静かに問いかけてくれます。

その時間こそが、残された私たちのこれからの生き方に、深い意味と光を与えてくれるのかもしれません。

 

更新日2026.8.13

 blog 看取り

2019-05-23 17:47:00

誰が×つけてるの


「どうして自分はダメなんだろう…」
自分の感情や行動に、無意識にバツ(×)をつけて責めてしまうことはありませんか?


「自分へのダメ出し」は、一見すると自分を傷つけるだけのように思えます。
けれど心理学(ゲシュタルト療法)では、私たちの心の中には2つの異なる自分がせめぎ合っていると考えます。

  • 「こうすべき!」と裁く自分(トップドッグ)
    社会のルールや親の教えを守ろうとする「厳しい司令塔」です。責任感を持ち、成果を出すために力を発揮してくれますが、強すぎると「もっと頑張らなきゃ」「休むのは悪だ」と自分や他者を追い詰めてしまいます。
  • 「やりたくない…」と抵抗する自分(アンダードッグ)
    「面倒くさい」「もう疲れた」と逃げようとする「素直な子ども」のような部分です。一見弱そうですが、実は無理な要求から身を守る防衛反応であり、無邪気さや新しい発想を生み出す大切な原動力でもあります。
自分を責めて苦しくなるのは、この「厳しい司令塔」と「怠けたい子ども」が心の中でケンカをしているからです。

大切なのは、責めるのをやめようとするのではなく、「どちらの言い分も一度ちゃんと聞いてあげること」です。

「いつも完璧を目指して守ろうとしてくれていたんだね」
「本当はもう疲れていて、休みたかったんだね」


否定してきた感情や嫌だと感じる自分にも光をあて、対話させてあげること。
反発し合っていた2つの気持ちが寄り添い合えたとき、心の中に深い安らぎと、あるがままの自分を受け入れる平和が訪れます。

更新日2026.8.13

誰が×つけてるの?

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