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2019-09-04 12:54:00

本能と創造力

自分の変化に伴って、好ましいと感じる香りは変化するようです。

 

先日、以前から気になっていたショップへ行ってきました。

 

 

 

「あなたの鼻が主役のお店」

 

ストレートで刺激的な1文。

 

そうそう!!

 

香りを選ぶって、そういうことなの!

 

 

流行りだとか、万人受けするとか、

それはそれで良いし、それを求める時もあるけれど。

 

 

でも、どこかで、今までと違うもの。

今の、私にぴったりくる香りを求めたくなる時期がある。

 

それは、本当の自分に出会いたくなる感覚にも似ている。

 

表面的には、自分の精神状態や、おかれている環境、体調で香りが変化することもあるけれど、

本能を呼び起こすような香りに突然、出会ってしまうことだってある。

 

 

呼び起こされるもの

 

察知するもの

 

守るもの

 

拡がるもの

 

予感するもの

 

 

 

過去という記憶

 

未来という予知

 

そして、いま

 

 

自由に行き来できる秘薬ともいえる。

 

 

過去、私にとって香りは、癒しや力、演出としての位置にあったけれど、

そこにとどまらず、香りと融合する感覚の存在があることに驚きを与えてくれる。

 

香りが奏でる音、物語、色、温度のようなものと自分が一体化する。

 

 

どんな自分になりたいか?はもちろんのこと、

時には、

その香り、そのものになってしまいたい時。

そこには、日常を超えるという、スリリングな冒険の予感がある。

 

 

 

 

 

本能と創造力

2019-06-16 17:07:00

香りの処方箋

香りを感じる嗅覚は、脳の原始的な部位といわれる大脳辺縁系と関係しています。

ここは、食欲や性欲や意欲などの本能や、喜怒哀楽の感情を司る役割を持っています。

 

過去に、ある匂いを嗅いだ時に心地よさを感じ、それが記憶されると、

それは、後に快をもたらす香りとなるようです。

 

例えば、子どもの時に、大好きだった祖母の家に行った時の、畳の匂いや、

お線香の香りが記憶に残っていると、その香りで祖母を思い出し、安心感や心地よさに繋がるようです。

 

自分の過去の経験を元にして、潜在意識が快、不快を判断するのですね。

 

嗅覚は、本能で好き嫌いを振り分けるので、

腐っているものを判断するなど、危険から身を守るためにも働きます。

(最近では、遺伝子レベルで相性を嗅ぎ分けている、という面白い研究も報告されてたりしますよね。)

 

 

しかし、年齢とともに、嗅覚は衰えていくようです。

嗅覚を意識的に鍛える方法としては、日常生活での匂いを意識すること。

 

飲んだり、食べたりする際に匂いを嗅いでみる。

コーヒーや紅茶等のように、匂いを嗅いで、香から楽しむ感覚ですね。

 

更に、シャンプーや香水、石鹸、花や、フルーツなど、

普段から自分の周りにある、刺激の少ない、好きな香りを1日に数種類を数回嗅ぐことで、

嗅覚が発達して脳への刺激にも役立つそうです。

 

まさしく香りと記憶を関連づける方法ですね。

 

人によって、心地よいと感じる香りは様々ですが、今の自分の身体が欲している香りといえるかもしれません。

 香りの処方箋

 

 

2018-12-30 14:38:00

香りの神秘

「香水をつけない女性に未来はない」というのは、ココ・シャネルの名言ですが、

私も、香水が大好きで、今まで沢山の香りを試してきました。

 

その中には、一瞬にして、過去の懐かしい思い出が蘇る、懐かしい香りもあります。

 

これは、プルースト効果といわれる、嗅覚への刺激が、過去の記憶を呼び起こす現象、として知られています。

 

私の場合、香水をつけないで外出するという日は、まず、ありません。

 

洋服を、コーディネートするように、その日の気分で香りをチョイスします。

 

時や場所、状況によって応じた香りを選ぶのは、もちろんの事、

種類(オードパルファン・オードトワレ・オーデコロン)や、つける場所を調整します。

 

ふとした時に、ふわっと香るお気に入りの香りで、リラックスしたり、安心感を得たり、パワーをもらったり・・

気持ちが上昇し、華やぎます。

 

香りは、自分に、そっと寄り添いながら導いてくれる、不思議な力を持ち、

自分を表現できるアイテムの1つだと感じます。

 

男性でも、女性でも、素敵な香りを、上手にまとっている方は、とても魅力的です。

 

香りの好みは人、様々ですが、人によって香りが変わるなんて、何だかワクワクしませんか?

 

年齢を重ねても、女性であることに誇りを持ち、

女性らしさを大切にできる自分の味方として、選んでみるのも楽しいですよ。

 5月の私に出会うワークショップ(有料)

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