自分の変化に伴って、好ましいと感じる香りは変化するようです。
先日、以前から気になっていたショップへ行ってきました。
「あなたの鼻が主役のお店」
ストレートで刺激的な1文。
そうそう!!
香りを選ぶって、そういうことなの!
流行りだとか、万人受けするとか、
それはそれで良いし、それを求める時もあるけれど。
でも、どこかで、今までと違うもの。
今の、私にぴったりくる香りを求めたくなる時期がある。
それは、本当の自分に出会いたくなる感覚にも似ている。
表面的には、自分の精神状態や、おかれている環境、体調で香りが変化することもあるけれど、
本能を呼び起こすような香りに突然、出会ってしまうことだってある。
呼び起こされるもの
察知するもの
守るもの
拡がるもの
予感するもの
過去という記憶
未来という予知
そして、いま
自由に行き来できる秘薬ともいえる。
過去、私にとって香りは、癒しや力、演出としての位置にあったけれど、
そこにとどまらず、香りと融合する感覚の存在があることに驚きを与えてくれる。
香りが奏でる音、物語、色、温度のようなものと自分が一体化する。
どんな自分になりたいか?はもちろんのこと、
時には、
その香り、そのものになってしまいたい時。
そこには、日常を超えるという、スリリングな冒険の予感がある。
https://www.youtube.com/watch?v=w9gOQgfPW4Y