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2020-07-07 16:16:00

ドキドキゆっくり

 

胸が「ドキドキ」と波打つ緊張と、心が「ゆっくり」とほどけていく安らぎ。

私たちの身体では、自律神経が刻一刻と周囲の状況を読み取り体を支えています。


仕事に没頭しているときや、不安・怒りを感じたとき。
身体は「戦うか・逃げるか」のスイッチを入れ、交感神経を高めて心拍数を上げ、筋肉をキュッと固くします。
好奇心やワクワク感なら心地よいエネルギーになりますが、苦しいドキドキが続くと、神経系は「危険状態」から抜け出せなくなってしまいます。


一方で、心が「安全だ」と満たされているとき、私たちの身体では「腹側迷走神経(ふくそくめいそうしんけい)」という神経系が優位になっています。

呼吸が「ゆっくり」と深くなり、手足が温まり、筋肉が緩む。
この時、私たちは他者や自分自身と温かくつながり、心からリラックスすることができます。



普段から自分の呼吸に意識を向け、お腹の下(丹田)を意識しながら、息を細く長く「ゆっくり」と吐き切る練習をしてみてください。
もし緊張が続いて「落ち着かない」と感じたら、呼吸を通して身体に安全を教えてあげてください。

息を吐く動作は副交感神経を刺激し、神経系に「今はもう安全だよ」というシグナルを送るスイッチになります。

自分だけの安心感や脱力できる感覚(アンカー)を知っておくことは、生きていく上でとても力強いお守りになります。

たとえ激しいドキドキや不安に直面したとしても、いつでもその「安心安全な感覚」に戻ってくれば大丈夫。

身体が安全をチャージできたとき、人は自然とまた新しい一歩を踏み出す力を取り戻していきます。

 

更新日2026.8.20

ドキドキゆっくり