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2019-05-23 17:47:00

誰が×つけてるの?

自分の感情や思いを、否定してしまうって何だろう?

×をつける、ダメだしをするって、自分へのいじめなのに・・・

わざわざ×をつけるって?

 

自分いじめは、こうでなきゃ!とか、こういうものだ!

という「正しさ」に反応している。

過去の辛い経験や、うすうす感じている自分の嫌な部分に反応しているようだ。

 

 

過去、自分に×(罰)を与えることで、誰かを守ってきた経験があったのかもしれない。

(結局、それは、自分を守るためにしてきたことなのだけれど)



気づきが深まってくると、

嫌な自分を感じることさえも許せない、自分がいることに気づくことがある。

このダブルいじめの罠にはまるのは、相当に辛い。

 

 

こんな自分だから愛されないのだ、だから上手くいかないのだ、等と思って、

今まで何とか治そうと、頑張ってきたこともあったかもしれない。

 

 

嫌な感情や記憶や感覚は、普段、見て見ぬふりされているようにできている。

(生きていくために、もともと備わった機能)

 

 

だから、気づきが進むということは、けして良い気持ちをもたらすだけではない。

 

今までの方法や思考にとどまることが、何より安心というのは当たり前のことなのだ。

 

 

でも、嫌な感情や思いや感覚が表れてきたとき、

それは、もっと私を見て!ってサインなのだと思う。

 

 

どういう時に、どんな感情が湧き、どのような価値観から、その感情が引き起こされるのか?

 

 

自分に起こることを、ほんの少しでも認めてやること。

認めるまでいかなくても、それと少し一緒にいることを試してみること。

 

 

意識は繋がっているから、嫌な部分に光が当たる(意識する)ことで、

一方通行だった流れが変化し、交流し始めることで循環していく。

 

 

気づきが進んで、交流ができると、繋がりは自然に起こってくる。

 

今まで、ばらばらだった気持が、交流することによって訪れる安堵感。

 

 

それは、あるがままの自分と共に在ることの一体感がもたらす、心の平和ともいえる。

誰が×つけてるの?

2019-04-28 08:01:00

いくつになっても

思春期は、親や先生などを、お手本にしながら作ってきた自分と、お別れをして、

「理想」と「失望」に葛藤しながら、新な自分を確立してゆきます。

 

「本当の自分って??」「自分は何をやりたいのか?」を模索していく時期です。

また、自分が他人にどう見られているかを意識する時期でもあり、色んな葛藤の中で最終的に、

自分は、こういう人間なんだということがわかっていきます。(自分自身を客観的な目で見られるようになる。)

 

その過程を経て、他者とは違った自分、たった一人の自分を作ることで、

他者の価値観に揺るがされない自分を手に入れていくのです。

 

「自分探しの旅」とは、よく言われることですが、結局、生きていれば、いくつになっても、このテーマにぶつかります。

 

特に女性は、結婚、出産、仕事を続けるか?親の介護はどうするか?などの

選択肢が多くなります。

自由に選べる時代になったからこそ現れる問題ともいえるでしょう。

 

更に、中年の危機といわれる40代~50代は、身体的な変調をはじめ、

子どもの自立に伴った母親役割を失う喪失感、

夫婦の共通目標であった、子育てを終える事で訪れる、関係のありかた等、

社会的な役割を離れることで、個としての生き方を問われる時期でもあります。

 

ここで、今まで未解決だったあなたの課題が浮上してくることがあります。

 

私が私として生きていくために、思春期のように、自分探しをする時期がまた、やってくるのです。

 

今まで気づけなかった(気づく事をしなかった)あなた自身に出会うための旅のお誘いです。

 

旅を、始めるか始めないかは、自分次第。

自分で選んで決断できる、自らが望む人生を手に入れたいのなら、いくつになっても遅すぎるという事はありません。

 

 

私は、セラピーをとおして、あなたが自分のために生きていく、

 

お手伝いをさせていただけたら嬉しいです。

いくつになっても

2019-04-15 16:55:00

ジャッジしない生き方2

あなたは自分に優しくする方法を知っていますか?

どこかに出掛けたり?

美味しいものを食べたり?

ゆっくりと身体を休ませたり?

欲しいものを買ったり?

自然に触れたり?

 

 

人それぞれ思いつくことは違いますが、

自分が喜ぶことをしてあげよう!と思うのではないでしょうか。

 

 

自分が心地よいことを思いきりするのは大切なことです。

例え些細な事であっても自分が喜ぶ、ほっとするという事を、

普段から、沢山見つける事は自分探しのようで楽しいものです。

 

 

他にも、自分に優しくする方法があります。

もっと深く、自分に優しくできる方法ですよ。

 

 

それは、

自分の嫌な部分を見ないようにしない、押し込めないということです。

 

嫌だなと思う感情が現れてきたら、否定も肯定もせず、ただそれとともにいること。

 

自分勝手だって思っている自分がいるな~

他人のせいにしている自分がいるな~

ダメな人間だって思ってる自分がいるな~など

 

 

ただただ、今、自分におこっていることを、自分が気づいているだけの状態、

感情を眺めているというイメージです。

 

 

えっ!?

それって、全然、自分に優しくしていないんじゃない?

そう感じる方もいるでしょう。

 

 

でも、心の奥に普段は、しまわれている自分の怒りや、悲しみや、狡さや、弱さは、

生きるうえで必要な、大切な力であり、今まで自分を守ってくれていたものです。

それを認めてほしくて、いくら抑えこんでも、何かのきっかけで、

タイミングを見計らっていたかのように必ず、その部分は出てきます。

 

 

ずっと、長い間、あなたに気づいてほしかったこと。

 

まず、そこに居場所を与えてあげる事が必要です。

 

無視しないで、その感情をに関心を示してあげることです。

 

 

「どうしたの?」

「でてきたね~」

って、居場所をほんの少しでも与えてあげること。

 

すると、段々、落ち着いて静かになっている、自分に気づけるかもしれません。

それを続けると、心の奥の深い怒りや悲しみは段々と形を変えていきます。

普段の自分と混じりあって、今までとは違った味わいのある姿に変わっていきます。

 

 

人の言動に振り回されていると感じる方、

対人関係で、いつも出てくるパターンのようなものを感じている方。

「あの人はどうして私をわかってくれないのだろう?」

そう思う方はまず、自分の心に何が起こっているのか?興味を持ってみることです。

 

 

それができてくると、怒りや悲しみの感情に、振り回されることが少なくなり、

今までの人間関係に変化が起こってきます。

 

 

でも、これには練習が必要です。

今まで、良い自分にしか光を当ててもらえない日常を送ってきたのですから、無理もありません。

 

 

自分を変えようと努力するよりも、ありのままの自分で、い続けようとする事に勇気を持ち、

ゆっくりと時間をかける時、初めて人は変化するのです。

 

 

KIZASHIでは、ゆっくりと自分の身体の中におこる出来事に気づくことで、

 

あなたが、あなた自身を頼りにできるようになれるよう、お手伝いをさせていただきます。

 

ジャッジしない生き方2

2019-03-24 19:13:00

感受性の高さ

感受性が強い人って、どんな人だと思いますか?

人情に厚く、あたたかい心をもつ人?

人の些細な変化に気がつくことができ、心配りができる人?

 

今流にいえば「空気をよみやすい人」と表現できるのかもしれません。

 

私の周りにも、沢山の感受性豊かな方がいます。

いずれも、私にとって安心できる仲間たちです。

 

感受性の強い方は、ものごとの細かい部分まで感じとれるので、対人面において、

気疲れしたり、傷つきやすいといった、敏感さを持ち合わせている人ともいえるでしょう。

 

 

他者に対するアンテナが高すぎるために、感情移入しやすく、相手の問題を自分の事のように感じすぎたり、

相手を優先してばかりで、自分を大事にできなかった経験もあるかもしれません。

 

 

でも、あなたの持つその特性は宝物でもあるのです。

 

小さなことで傷つくその心は、どんな些細なものにでも感動出来る純粋さも持ち合わせています。

それは、どんな時でも、どこにいても自分の心を豊かにすることができる力です。

また、あなたの高い共感力は、周囲の人に幸せな気持ちをもたらすでしょう。

 

 

では、感受性の豊かさという宝物を活かしていくためには、どうしたらよいのでしょうか?

それは、

「相手に感じる感情を、自分に戻す」事です。

例えば

「この人怒ってる?」「迷惑なのかな?」と感じた時、

そっくりそのまま、

「私は今、この人が怒っているのかな~?って感じてるな」

「私は今、この人が迷惑じゃないのかな?って感じてるな」と

今、自分が感じている事を眺めてみればいいのです。

 

 

そうすることで、自分の感情と他者の感情をわけることができます。

 

相手が、どう感じているか結局は、相手しかわからない、あくまでも自分の推測でしかないのです。

投影とも言われる、自分の心を映し出すことによって感じるものでもありますが、

感受性の高さが引き起こすことと言えるかもしれません。

 

まずは

「自分の思いと相手の思いに線を引くこと」が大切です。

 

自分が、ただそう感じているのだな、ということです。

その思いに良い悪いもなく、ただそう感じているのだね、と自分の思いを、その場に置いておくのです。

 

 

ここで注意したいのは、例えば

「この人怒ってる?」って感じている時、

「また、こんなこと気にしてる・・私ってダメだな」等と押し込まないこと。

 

あくまでも今、私が感じていることは、良いも悪いもないのです。

そこに、解釈や判断をいれるから苦しくなるのです。

ただただ、自分に起こる感情や記憶や感覚と共にいる練習をします。

 

 

これは、マインドフルネス瞑想や、気づきの練習によって、

自分と他者との間に起ることを、区別できるようになることで、楽になっていきます。

 

さらに、ありのままの自分を感じられる強さと、心地よさが手に入り、

 

無駄な苦しみが少なくなり、いざ!という時に、本来の力を発揮できるようになっていくでしょう。

 

感受性の高さ

2019-02-03 17:19:00

怒り

思春期の子ども達は、

親に「心配をかけたくない」「迷惑をかけたくない」と思っているようです。

 

親からしてみると、え~??普段あんなに、わがままなのに??と思ったりもしますが、

実は子どもは子どもなりに、親には気を使っているようです。

そして、気をまわしすぎてもいるとも感じます。

 

1人で何とかするから大丈夫。これ以上、親には迷惑をかけたくない、という言葉が保健室でもよく聞かれました。

 

家庭という外から遮断された空間の中で日々起る出来事を、目の当たりすることで、

子どもなりに感じることのようです。

また、自立と依存の狭間にある時期、特有の課題ともいえるのかもしれません。

 

 

ただそこに「ありのままの私ではいけないのだ」という思いが見え隠れすることがあります。

 

○○ができない自分はダメな子

悪いのは自分

 

目に見える形、評価が愛される基準になりやすい現代、ありのままの自分を認めてもらえることで得られる、

安心感を持っている子どもが少ないように感じます。

 

 

少し時間を戻して、今よりもっと小さな子どもだった時期。

子どもが、生きていくためには、親や大人からの世話や愛情が必要です。

とはいえ、自分の要求が全て通らない事は当たり前にありますし、それを学ぶことで人は成長していきます。

 

問題になるのは、

子どもらしい、ふるまいをすることを禁止される、

甘えたい時に甘える事が許されない、

泣いたり怒ったりの感情を表出することを禁止される等、

自己の存在の否定につながるような、満たされない経験が継続する環境です。

 

その満たされない思いは、心の奥に、ひっそりとしまいこまれます。

 

何故なら、親に愛されないと感じることは、小さな子どもにとっては、

自己の生命の存続に関わる危険な状態であり、恐怖でもあるからです。

 

そこで、子どもは、恐怖を感じないために、自分に原因があるのだ自分が悪いのだ、

と思うようになります。

本当は、親の非情ともいえる言動に対して、怒りだってあるはずなのに・・・

 

親に向ける怒りを、自分自身に向けることで恐怖を感じないようにしたのかもしれません。

安全に安心に生きていく環境を作るためには、自分を悪者にする方が簡単だったからです。

 

それは自分を守る、何とも切ない方法ともいえるでしょう。

 

大人になっても無意識にしまいこまれたその思いは、人間関係の問題として現れてくることがあります。

 

相手から拒否され傷つく事を恐れるため、自分を偽り、他者の評価を気にしすぎてしまう等、

周囲に振り回される感覚を持ちやすく、疲れてしまいます。

 

そして、自分は何に困っているのか?何をしたいのか?がわからない、

自身の感情や感覚に鈍感な状態は、生きづらさを生みます。

 

更には、親と同じような深い愛着対象(恋人や夫、子どもなど)ができると、

抑えこまれていた、この部分が浮上してくることがあります。

 

 

私は・・・・

愛されていないのではないか?

見離されてしまうのではないか?

嫌われてしまうのではないか?

 

 

過去の恐怖を感じる出来事が再現されることで現れてくる、

相手に対する攻撃性、自分に対する攻撃性です。

 

 

「怒り」は、あなたに知ってもらいたい事を、気づかせるためにでてきます。

 

好ましくない感情の代表ともいえる「怒り」を大切に扱っていく事で、得られるものがあります。

 

 

それは、あなたが、これからの人生を、楽に生きるために繋がっている事なのです。

 

怒り

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2023.05.29 Monday