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兆し
一体、どうしたらよいのか?
神頼みで、いつか引いたおみくじ。
そこにあった「兆し」の文字。
良い兆し?悪い兆し?どちらなのだろう?
その意味が分からず、
答えを求めモヤモヤが残った。
一刻も早く楽になりたい、と願いながら、もがきながら、
繰り返される毎日を淡々と過ごすしかなかった。
何かの出来事によって、もたらされる困りごと。
いま、あなたに起こっていること。
それは、あなたへのメッセージ。
あまり歓迎されない出来事によって、やってくるもの。
正しい⇔間違い
良い⇔悪い
勝ち⇔負け
強い⇔弱い
分断させて、裁いたり裁かれたりすることで起こる悲しみや苦しみ。
分断された、それぞれの欲求を十分に満たしていく実験のような場。
いまここに現れる気持ちや、思いや、感情、体の感じ。
それと一緒に、沈黙とひととき過ごしてみる。
そこに現れる思いや気持ち。
どんな些細なものや、矛盾していたって構わない。
大切なのは、起きていることを無いものにしないことなのだ。
どれだけあなたが表現するのか?
安心感を大事にすることも勿論あっていいし、
少しだけ勇気を出して試してみるのもいい。
できない!と断ってもいい。
行きつ戻りつする、ありのままの体験に触れる力がもたらすもの。
身動きが出来ず、窮屈で息苦しく、
真っ暗で、先の見えない不安に眼差しを向けていこう。
それが、既にあなたの兆しだから。
本来、誰にでも備わった恵み。
それを思いだす過程を、ご一緒させていただけたら嬉しいです。