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2022-08-15 22:13:00
怒り 祈り
排除されがちな感情の代表格に「怒り」があります。
怒りを向ける側も、向けられる側も、突然湧き上がるその強大なエネルギーには圧倒されてしまうかもしれません。
それほどまでに怒りは力強い感情です。
けれど、怒りを抱くこと自体は決して悪いことではありません。
問題になるのは、自分自身が「怒りそのもの」と化してしまい、相手や自分を傷つけてしまうときです。
怒りが現れる本当の意味を、私たちの身体は知っています。
例えばゲシュタルト療法では、怒りを頭で分析したり語ったりするのではなく、あえて「怒りそのもの」になって表現してみるワークを行います。
忌み嫌うのではなく好奇心を持って接したとき、一体何が現れるのかを確かめる実験です。
あるいはフォーカシングのように、少し足を止めて怒りと共に静かに佇んでみます。
思考による評価や判断が浮かんできてもそれは横に置き、「いま、身体の内にどんな感覚があるか」へ意識を戻していきます。
怒りを表現することに、怖さ、格好悪さ、恥ずかしさを感じるかもしれません。
しかし、その抵抗感さえも大切なあなたの「気づき」です。
現れる感情を消そうとせず、マインドフルな眼差しで幾層もの心の内奥に触れていく。
その静かなプロセスは、自分自身の生命の声に耳を澄ます「祈り」のような時間でもあります。
怒りは一体、あなたに何を伝えようとしているのでしょうか。
更新日2026.8.20
