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2019-03-08 20:44:00

女性の器

女性は、もともと「受け取る」という、素晴らしいプレゼントを与えられています。

 

身体的にも、女性は「受け取る」男性は「与える」という構造上の違いがあります.

男女の違いは、もともと性質の異なるものなのですね.

 

実際に、女性は、パートナーから愛されていないのでは?と感じることが多いようです.

 

受け取ることが下手だと、愛されていても、それに気づけないので、もっと愛してほしい

という欲求が、加速することになります.

 

受け取るのが苦手な方は,

自分の力で、何とかしようと頑張ってきた人、とも言えるでしょう。

 

だから、他者に、助けを求めたり、甘える事が苦手かもしれません。

幼少時から、親が忙しく、甘える事ができなかったり、人に迷惑をかけてはいけないと、

自立ポジションでいる事を求められ、本音を言えなかったり、

自分が助ける役に回る事で、家族をまとめていたり。

実際に、SOSを出しても、相手にされなかったり、怒られたり・・・

 

様々な経験の中で、思いは、ひっそりと、心の奥に追いやられたのかもしれません。

 

相手からしてもらったことを素直に受け取れない、喜べない根底には無価値観があります。

 

こんな私はダメだから・・・という思いです。

 

それは反面、相手の困りごとには敏感で、相手の問題を、そのまま引き受けたり、

Noと、はっきり断る事ができなかったりと、他者ペースに巻き込まれやすくなります。

 

そして、与える事ばかりが当たり前になると、

次第に、与えられない自分を責めたり嘆いたりもします。

苦しさを自分で作っていく状態です

 

受けとる、与える。

 

これは、キャッチボールのようなもので、どちらが大きいからいい、というものでもありません。

 

他者に与える事は素晴らしいことである、と思われがちですが、

与える事で得られる喜びは、相手が、それに反応してくれなかったとしても、

それをする自分が好きだから、また与えたくなる。

これが本当の喜びでしょう。

 

そこには、無理はありません。

 

他者の反応を見て、自分を評価するという駆け引きが、苦しさを生み出します。

 

 

~受け取るには練習が必要です~

 

意識して真剣に、まっすぐ受け取りましょう。

してもらったこと、言われたことを、そのまま受け取る。

 

手伝ってくれたことに「ありがとう」と言う。

褒めてもらったことに「ありがとう」と言う。

そこには判断や解釈は必要ありません。

 

それは、相手の存在そのものを受け取ることに、繋がっています。

 

相手も、受け取ってもらえる安心感と満足で、また与えたくなります。

受け取ることは、相手の愛を受け取ることなのです。

 

どんなに些細な事でも「ありがとう」って受け取ってみる。

愛を受ける喜びを自分に許すと、女性としての器が満たされていきます。

それは、同時に、相手を包み込むという力を発揮してもいるのです。

 

 

傷ついた女性たちが、愛を受け取ることを自分に許すことで、

 

「愛されたい」から「愛してみたい」という次のステージが現れてくると感じます。

 

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